2008.09.20

浅草のバリアフリーの実現に向けて

全員参加で

会員が全員参加して奉仕について考え、行動するという目的を掲げ、自分達の住んでいる町、浅草の問題点の中から焦点を絞り、何かクラブで貢献できるものはないかと考え、“バリアフリー化”を打ち立てました。日本有数の観光地である浅草が、身体の不自由な方々やお年寄りの方々に、優しい町であるかを検証し、クラブとして何が出来るか模索することにしました。
我が国においては、平成12年11月に交通バリアフリー法が施行され、福祉社会の構築に向けた大きな運動として、様々な分野にバリアフリーが推進されています。

 

体験したこと

全員参加の目標実現の為に、平成13年10月3日の例会を、敢えて早朝例会に変更し、6時30分より1時間、浅草の町を3台の車椅子を使い、3つの班に分けてバリアフリー調査隊を結成しました。そして各々違うルートで浅草ビューホテルより浅草寺に向けて出発しました。
初めて乗る車椅子に戸惑い、普段気付かない段差やスロープがいかに大変か、放置自転車が点字ブロック上にあり障害になっていたりと様々な問題点が浮き彫りになりました。特に障害者用のトイレにいたっては、ホームレスの住居になっていたり、ドアが故障して中に入れないという惨々な光景を目のあたりにしました。この経験をもとに、クラブとして真剣に浅草のバリアフリーについて今後とも取り組んでいくという目的意識が、この日より強くなり今日に至っています。その後、クラブとして台東区役所を訪れ、福祉推進課を中心に、その現状と問題点を強く訴え、行政として積極的にこの問題に取り組んで行くことを要請しました。その後、少しずつでありますが、浅草にバリアフリー設備が増えている現状です。
平成14年5月には、会員の有志が、日本の観光地の中でも最もバリアフリーに早くから取り組み、町全体でバリアフリー対策が施されている飛騨高山市を訪れ、調査・研究をしてきました。市民と行政が一体となり、訪れる人々に優しく接するその光景に深く感動しました。

 

さらなる取り組み

今年度は、バリアフリー小委員会(本健太郎事務局長)を発足させ、引き続きこの問題にクラブとして取り組むことになりました。第1回目の調査から一年が経過し再度全員で調査をし、浅草地区のバリアフリー施設に変化があることを期待し、第2回の調査を、平成15年3月より1ヶ月間、浅草地区を6班に分け、会員がそれぞれの班長の指示により、自分の担当地区の調査をし、現在の浅草地区のバリアフリー設備、道路の段差等詳細な実態を知ることが出来ました。
バリアフリー小委員会としては、この報告書をもとに、今期は浅草寺を中心とした浅草六区のバリアフリーマップを作成することになり、現在その完成に向けて努力しています。
今後は、物理的なバリアフリーから、心のバリアフリーに発展させ、身体の不自由な方々やお年寄りの方々に優しい街づくりを目指していきたいと考えています。

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