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【週報】平成17年4月20日 第939回例会 第925号
会長:柿沼 常夫 副会長:中村 義英 幹事:原田 毅 会報委員長:小林 雅純

<2004−2005年度テーマ>
ロータリーを祝おう RI会長 グレン E・エステス・シニア
ロータリーは三気(元気,やる気,根気)をもって奉仕活動を 2580地区ガバナー 小堀 啓介
Brush Up ロータリー クラブ会長 柿沼 常夫

本日の卓話

   クラブフォーラム


次回卓話予定
   「クローズアップ・マジック」

           外山雄三様
            紹介者 矢野幸士君

前回の記録

【会長報告】<柿沼 会長>
・新入会員の推薦を1名いただいております。本日の理事会にかけて所定の手続を行いたいと思います。あと2名の推薦を是非共お願いいたします。

【幹事報告】<原田 幹事>
・本日、例会終了後理事役員会を開催します。
・劇団「円」公演「東風」  4月14日〜24日

【次年度幹事報告】<片岡 次年度幹事>
・4月14日(木)に椿山荘にて'04〜'05年度、第2580地区協議会がございますので、各部門の出席予定の方には宜敷くお願い致します。
・4月20日(水)の次回の例会後に第2回被選理事会を行います。次年度の理事をお引き受け頂いた方には出席お願い致します。
・4月27日(水)の例会後には第1回次年度委員長会議を行いますので各委員長の方は出席お願い致します。20周年記念事業が主な議題になるかと思いますが当事業に関して希望のある委員会はお申し出下さい。また次年度事業計画・希望予算の提出期限が5月11日ですのでご準備をお願い致します。

【理事会報告】
<報告事項>
1.3月度会計報告。…… 承認
2.各委員会引継ぎについて…次期委員会への引継ぎ順次お願い。特に、SAA・親睦委員会・プログラム委員会については早めにしっかりと引き継いで頂く事を依頼。
<審議事項>
1.園部敏弘君入会について。…… 承認
2.鈴木康史君入会について。…… 承認
3.クラブ創立20周年記念事業基本計画書案3… 承認

【委員会報告】
《職業奉仕委員会》−上原 委員長−
・5月18日(水)例会終了後1時間程度、つくばエクスプレスの「浅草駅舎」の見学会を折原さんのお世話で開催いたします。出欠名簿を廻します。

《クラブ雑誌委員会》−小林 (雅)委員長−
・『ロータリーの友』では、「私の宝物」欄において、会員の皆さまの大切にされている宝物を、写真に短いコメントを添えて、紹介しております。
 コレクションやペットなど是非紹介したいものがありましたら、応募下さい。

《ゴルフ同好会》−永井君−
・来週の木曜日、3クラブ合同ゴルフコンペが千葉カントリークラブ野田コースで開催されます。参加者よろしくお願いします。


【来訪者】
ゲスト 3 名     ビジター 0 名
【出席報告】
総数 50名, 出席 36名, 欠席 10名, 出席率 78.26%
(休会 1名、免除 3名)
第936回 修正 5名欠席 , 出席率 89.
36%

 
【ニコニコボックス】

■笹生君
・結婚祝花束有難うございました。無事37周年むかえました。
・古谷さん、ご迷惑かけてすみません。
・有志の方々、メール開通祝の宴(うたげ)ありがとうございました。
■永井君
昨年のクリスマス会にて、近ツリ賞が当り、昨日伊香保温泉 福一の貴賓室を利用、ゆったり過ごす事が出来ました。牧野さんのご配慮ありがとうございました。

■井田、宮沢、永井、天笠、藤田、斉藤、長沼、松本(剛)、遠藤君
本日の卓話の内容は当クラブ会員にも参考になると思います。期待致しております。

【卓 話】
 

 「中小企業の事業承継における
    先代経営者の準備行動に関する研究」

                  望月 英幸 君



 法政大学大学院政策科学研究科において、『中小企業の事業承継における先代経営者の準備行動に関する研究』というテーマのもと、「中小企業において、事業承継後の業績が向上した企業(企業承継に成功した企業)の先代経営者が、事業承継の準備として何を行い、何が有効であったのか」を明らかにすることを目的とし、研究を行った。
 まず始めに、参考文献から先代経営者の準備として実施され、有効であるものを13実施項目に整理し、先代経営者・現経営者計231人を対象としたアンケート調査を実施した。その結果、「ノウハウ・経験の伝授」が成功企業において失敗企業よりも高い確率で実施され、そして有効性評価が統計的に高いという結果が出た。
 そして、アンケート調査と共に実施したインタビュー調査結果から、ノウハウ・経験の伝授は「背中を見せている」という方法が多く行われ、「失敗・苦労経験とコミュニケーション能力」に関する事柄が重要であると考えられていることがわかった。それと共に、「良い経験(自慢話)」は、その理由・背景などが明らかにされていなければ役に立たないのではないか、という知見を得た。また、全相関行列から成功企業における実施項目の組合せを明らかにした。その結果、二つの組合せにて実施されていることがわかり、それぞれ「事業・財務の見直し・整理をきちんと行う」、「経営者と後継者の共同作業・共同体験を通じ、事業承継を実施している」という特徴を持っている。
 その後、修士論文において明らかになった有効な施策、「ノウハウ・経験の伝授」に関し、(1)何を、(2)どのように伝授しているのか、そして(3)ものづくり技術の伝承という3点に着目し、東京の製造業7社においてインタビュー調査を行った。その結果、以下のことが明らかになった。
・経営者は後継者に対し、仕事に対する考え方、自覚、学習習慣を伝授したいと考えており、その方法は主として「背中を見せる」ことであり、生活の中で後継者に刺激を与えたり、様々な経験や出会いをする機会に参加する機会を作り出そうとしている。
・経営者は後継者に背中を見せるためにも、自身が率先して学習したり、魅力づくりに努めている。
・後継者には、学習習慣を身につけ、変化の激しい経済環境の中、先代経営者に背中を見せるくらいのつもりでいる必要がある。そして、時代の最先端をいつでも率先して切り開いていくくらいの勢いが必要である。
・ものづくりの後継者(職人含む)の育成は、企業規模や業界の状況により問題が異なる。
 以上から、事業承継において経営者が伝授しようと考えていることには共通点と相違点があることがわかった。しかし、事業承継の決め手となるのは、やはり次の時代を作り上げていく主体である後継者次第であろう。そして、後継者は自ら率先して様々な場に参加し、人と出会い、学び、自分自身の魅力を高める努力をしつつ、企業・個人の魅力を外部に発していくための戦略を考える必要があるのではないだろうか。